SEMPRE センプレは「ありそうで無かった普段着」を提案します。一番長く過ごすふだんの生活を大事に、着ごこちの良い素材とシルエットにこだわった普段着
 
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ふだん着日記


ふだん着の味ごのみ その1

 十何年ぶりの大雪で雪国の故郷に遅い春が、やっと追いかけてきて、芽を出したばかりのふきのとうが我が家に届いた。仕事に追われてとりあえず冷蔵庫の中に押し込んだものの、あくの強い香りが消えてしまうようで気が気でない。いつもより早く起きて<ふきみそ>の下ごしらえを始めた。

 流水できれいに洗い、変色した葉っぱや根元を切り、沸騰した鍋に放り込む。台所中ふきのとうのあくの強い香りでいっぱいになる。5,6分茹でて火を止め、そのまま半日ほどおく。あくがでて水が茶色に変わるので、2,3度水を換える。その後水を適度に絞って粗みじんに切っておく。鍋を火にかけサラダ油を大匙一杯ほど入れ、ふきのとうを入れて炒める。火が通ったら、味噌(我が家は自家製米麹味噌)と砂糖を半々位の割合で入れて、好みの味に練り上げていく。砂糖を加えるとゆるむので弱火でゆっくり水分をとばし、適度なかたさになったら火を止める。

 熱々のご飯にのせていただくと、口のなかいっぱいに春の香りがひろがります。お薦めはふきみその焼きおにぎり。野趣満天です。当分春の味を楽しめそう。次回手に入ったら、先日新聞に載っていた<ふきのとうのパスタ>にトライしてみようかと思っています。


ふだん着の味ごのみ その2

 どういう訳か、にんじんが大量に台所に転がっている。共同購入と地場野菜セットで重なってしまった結果らしい。根菜は日持ちするので安心していると、つい食べるのを忘れがちになる。そこでとっておきのにんじんのキンピラをレパートリーに加えておくと、またたく間に使い切り、気分が良いことこのうえない。おまけに気の利いた副菜が一品テーブルに並ぶ。

 材料はにんじん一本としらたき一袋、にんにく一片、赤唐辛子一本、白いりゴマ、砂糖、醤油、酒適宜

 しらたきは下茹でして、4,5センチにカットしておく。にんじんは5センチの細切り、にんにくはみじん切り、赤唐辛子は細い輪切りにしておく。

 熱した鍋にサラダ油大匙半分をいれ、にんにくを炒め、赤唐辛子を加える。香りがでてきたら、しらたきとにんじんを炒め、火が通ったら、砂糖、醤油、酒各大匙一杯を加えて煮詰める。火を止めていりごまを適量振りいれて仕上げる。にんにくがにんじんの青臭さを消してくれるのでにんじん嫌いの人でも大丈夫。お酒のおつまみにもぴったりです。さっそく今夜の一品にいかがですか?

 
春はにゃんとも眠いにゃ〜