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感動をありがとう! 母校でファッションデザインの非常勤講師をしている関係から、毎年卒業式に出席していますが、今年は特に印象深い式でした。 卒業製作の作品作りではとことん先生にしごかれつつも、就職活動では悉く内定をもらえず、先の見えない状況で迎えた卒業式だったと思います。 ともすれば卒業を祝ってもらうのが当たり前のはずなのに、彼らはすべての人に感謝するという気持ちになり、それを皆でこいう形で表現したのです。
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家に帰り改めてカードを開いて見ると、学生一人一人の顔写真とイラスト付きの一言メッセージが丁寧に書き込まれていて、読み進むうちに胸がじんと熱くなりました。 世の中の不況が学生たちにこのような心配りや優しさを育んでくれたのだとしたら、、不景気もそうそう悪いことばかりじゃないかもしれないと感じました。 今のこのまっさらな気持ちをいつまでも忘れないでほしいと思いつつ、社会で大きくはばたいてほしいとせつに願っています。 |